デリケートゾーン【おしり】がかゆい!その原因・症状・改善方法とは?

デリケートゾーンやお尻がかゆい!そう感じたことはありませんか?

我慢ができないくらい強いかゆみの場合、我慢をすることだけでも相当なストレスを感じますよね。

delicate-zone デリケートゾーン

でも、その原因や症状って、いったい何が悪くて「かゆみ」を発生させているのでしょうか?

また「かゆみ」を改善させる方法はないのでしょうか?

今回は、デリケートゾーン「かゆい」と感じる場合の原因や症状、そして改善方法をご紹介します。

 

デリケートゾーン【おしり】がかゆい!その症状とは?

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おしりのかゆみには、いろいろな原因があります。

ただ、その症状の中には「産婦人科」が対象の症状もあれば、「皮膚科」が対象になる症状もあるのです。

そのため、一概にデリケートゾーンとおしりのかゆみが関係しているとは限らないのです。

ただ、どちらも近くにあるため「かゆみ」に影響を与えあってしまうことがあります。

 

おしりが「かゆい」!その症状は?

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おしりがかゆい、そしてそのかゆみが「デリケートゾーン」にも感じられる。

そういった場合に考えられる病気の一つとして「肛門掻痒症」の可能性があります。

肛門掻痒症とは?

肛門まわりの皮膚がかゆくなる症状のこと。

 

肛門におよぼすかゆみの原因はさまざまで、その原因を取り除くことでかゆみは消えます。

 

 

初期の頃は、肛門周囲の違和感や軽いかゆみが生じます。

 

就寝時や入浴時などにかゆみが増強することが多いです。

 

また、かゆみの程度には個人差があり、長期にわたりかゆみが強くなり、夜も眠れなくなることもあります。

この状態で治療をせずに放置をすると・・・

かゆみがだんだんと強くなり、さらに刺激を与えてしまうと、肛門周囲の皮膚に湿疹ができます。

肛門周辺の皮膚状態が悪化するということは、デリケートゾーンも同じように「かゆみ」のおこりやすい状態になっているということです。

そのため、肛門にかゆみを引き起こす「肛門掻痒症」が見られる場合、デリケートゾーンにもかゆみを感じることがあるのです。

 

かゆみが強くなると、ついつい掻いてしまったりしてしまいがちです。

しかし、それがさらに悪化を招く可能性があります。

肛門掻痒症の主な症状としては、次のようなものがあります。

アナタは大丈夫?肛門掻痒症の主な症状

  • 何度もかゆみがぶり返す
  • いろいろなケアを試したけど良くならない
  • きちんと洗って清潔にしていてもかゆみがぶり返す
  • トイレットペーパーで何度も拭いているのにかゆくなる
  • かくとますますかゆくなる
  • 肛門周囲の皮膚がただれる
  • 発赤やむくみがある
  • 分泌物でべとついたりする
  • 皮膚が硬くなり黒ずんでいる、色素沈着している
  • 肛門の皮膚が白っぽくなっている

こういった悩みが多くありますが、自分では「治療が必要」だと自覚しにくい症状でもあります。

かゆみに対して自己流の対処をするのは、実はとても危険です。

 

かゆみの症状に対して、正しい治療を行わなければ、いつまでも「かゆみ」の連鎖に陥ってしまいます。

するとガサガサになった皮膚は炎症が悪化してしまうことに・・・。

刺激に弱くなり、細菌・真菌の繁殖やアレルゲンの影響をいっそう受けやすくなる“かゆみの悪循環”から抜け出しにくくなってしまいます。

 

デリケートゾーンとおしりがかゆい「肛門掻痒症」その原因とは?

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肛門掻痒症を引き起こす大きな原因は「乾燥」です。

腕や足、顔などが乾燥をするように、肛門周辺やデリケートゾーン周辺も乾燥することがあります。

他のお肌の部位に比べて皮膚が薄く、乾燥しやすく、刺激に弱い部分なのです。

 

「かゆみ」を感じて掻きむしることで、肛門周囲の皮膚がただれたり、発赤やむくみが生じたり、分泌物でべとついたりすることがあります。

かゆいからと言って、自己流にケアをしてしまうと悪化する可能性もあります。

まずは何が原因で考えられるかを知り、それに合ったケアをすることが大切です。

もし、次のような行動をしてしまう方で「肛門掻痒症」の症状がみられる方は特に要注意です!

 

  • 温水洗浄便座を長時間使うのが好き
  • いつも温水洗浄便座で徹底的にきれいにする
  • 辛い物が大好き
  • トイレではしっかり拭く
  • かゆいとつい直接、もしくは
  • 服の上からおしりをかいてしまう

 

こういった行動が原因でかゆみを起こす可能性があります。

では、なぜこれらの行動がかゆみの原因になるのか見ていきましょう。

 

1 洗浄不足、過度の洗浄

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肛門周辺の洗浄が不足をしていると、そこに残ってしまっている便や汗が刺激となる場合があります。

すると「かゆみ」を感じることがあるのです。

 

逆に、ウォシュレットなどで過度に洗浄しすぎるのも、お肌を「乾燥」させてしまう場合があります。

ウォシュレットによって、皮膚に必要な皮脂まで洗い流されてしまい、皮膚表面が乾燥するからです。

肛門周りの皮膚が乾燥すると、バリア機能が低下し、かゆみを感じやすくなります。

この症状は「手荒れ」や「敏感肌」などの乾燥と同じようなもの。

乾燥が肌のバリア機能を低下させ、かゆみを感じさせるのです。

 

また、お風呂で刺激の強い石鹸で洗ったり、強くゴシゴシとこすったりするのも「乾燥」させる原因になります。

肛門周りの皮膚は薄く、顔で例えると目の周りの皮膚のような感覚です。

そのため、刺激には弱く、強い刺激を与えることで乾燥を引き起こしやすいのです。

 

かといって、汚れた状態も良くありません。

おしりの清潔はとても大切です!

適度に洗い、汚れを落とすことが必要です。

 

しかし!!

過度な洗いすぎや拭きすぎは逆効果になります。

できるだけ必要な皮脂を流さないように、刺激の少ない方法で清潔を保つようにしましょう。(→乾燥でかゆみを感じないための、かゆみを予防する7つの方法)

また、デリケートゾーン専用ソープを使うこともおススメです。(→デリケートゾーン専用ソープとは?使ってどんな意味があるの?)

 

 

2 汗によるかぶれ・刺激

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おしり周りは、意外と汗をかきやすいのです。

それは、アポクリン汗腺という汗腺が通っている場所でもあるからです。

そのため、ムレてかぶれてしまったり、その汗が刺激になってしまうことがあります。

 

しかも、汗などでムレている状態は細菌なども繁殖しやすくなります。

おしりだけでなく、デリケートゾーンに感染症が見られる場合は、こういったムレている状態が大きく関係しています。(→デリケートゾーン、おりもので判断できる?感染症とは?)

ムレているとかゆみもより強く感じやすくなります。

 

3 便秘

便のたまる部分である「直腸~肛門」にかけて、便が出残りをしてる状態(いわゆる便秘)をしている場合、その刺激でかゆみを生じることがあります。

一度治療をしてかゆみがおさまっても、便秘があると再発が見られるケースが多いそうです。

 

4 痔

とくにかゆみを起こしやすい痔には2種類あります。

痔核(いぼ痔)

歯状線(直腸と肛門の境目)の内側にできる内痔核と、外側にできる外痔核の2種類があります。

 

どちらも出血や分泌物があるので、肛門周辺にかゆみが生じることがあります。

裂孔(切れ痔)

無理に排泄を使用としたり、下痢などで何度も排泄をすることによって、肛門の粘膜が切れることがあります。

 

この切れた部分が治りかけている時期に「かゆみ」を感じることがあります。

 

5 カンジダ菌の増殖

免疫力が低下した時などに、デリケートゾーンに常在しているカンジダ菌が増殖することがあります。

主にデリケートゾーンにかゆみを引き起こしますが、異常増殖すると肛門付近にまでかゆみを及ぼす場合もあります。

 

また、肛門には少量ですがカンジダ菌が存在しています。

肛門のカンジダ菌が増殖している可能性も考えられます。

 

6 刺激のある飲食物

刺激の強い飲食物を摂取した場合、その排せつ物がおしりについて「かゆみ」を発生させることがあります。

  • コーヒー・紅茶などのカフェイン類
  • お酒
  • 唐辛子

これらの食品が好きな方は要注意です。

刺激成分が排便の時におしりにつき、かゆくなることがあります。

 

デリケートゾーンとおしりのかゆみ!改善方法とは?

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まずは、医療機関を受診しましょう。

「所詮かゆみ・・・」とあなどってはいけません。

自己判断で自己流のケアをすると、さらに悪化をさせる可能性があります。

 

医療機関で診察を受けることで、より早く改善させることもできます。

アナタの症状の原因は何なのかを知り、それに合った改善方法を知ることが最も大切です。

ただ、「皮膚科」「産婦人科」「肛門科」と、どこを受診するか迷ってしまうこともありますよね。

「肛門掻痒症」は肛門科で扱う疾患です。

 

デリケートゾーンが特にかゆい場合は、まず産婦人科を受診されることをおススメします。

デリケートゾーンがかゆいからと言って、肛門周辺が同じ病気とも限りません。

症状や病状によっては、いくつか科をまわる必要がある場合もあります。

 

きちんと診察を受け、その後セルフケアが必要な場合はポイントを押さえてケアしていきましょう。

デリケートゾーンや肛門周りの洗いすぎや、強く拭きすぎないように気を付けたり。

乾燥が原因で起こるような症状は、できるだけセルフケアでも予防していきましょう。(→かゆみを予防!乾燥を防いでかゆみ対策に必要な7つの方法)