デリケートゾーンの【残尿感】は膀胱炎?でも「かゆみ」もある・・・なぜ?

デリケートゾーンには、大きな声では言えないけど「実はちょっと・・」という悩みは尽きないもの。

時には「残尿感」を感じることもあります。

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「この残尿感は、もしかして膀胱炎?」と考えているアナタへ、膀胱炎の特徴をご紹介します。

でも、「かゆいんだよね・・・」という場合も、本当に膀胱炎なのでしょうか?

今回は、かゆみと膀胱炎についてご紹介します。

 

デリケートゾーンの【残尿感】は膀胱炎?

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デリケートゾーンに感じる「残尿感」はいったいどんな病気や症状の可能性があるのでしょうか?

残尿感が残ると、すごく違和感がありますよね。

今トイレに行ったばっかりなのに、なんかまだトイレに行きたい気がする・・・変な感じ。

 

こういった「残尿化」が起こる原因は「膀胱炎」です。

しかし、ひとことで膀胱炎と言ってもいくつか種類があります。

主な膀胱炎の症状の特徴

  • 排尿時の違和感、下腹部の違和感や痛み
  • むずむず感
  • 以前よりも明らかにトイレが近くなった(頻尿)
  • 排尿時、特に終わりのタイミングで下腹部が痛む
  • 残尿感がある
  • 血尿が出る
  • 尿の混濁

これらの症状が起こっている場合、膀胱炎にかかっている可能性が高いです。

女性の膀胱は4cmほどしかないうえに、肛門や尿道からも近いので細菌が侵入しやすいのです。

そのため、膀胱炎は女性の方が男性よりも発症しやすい病気だと言われています

 

主な症状はおしっこをするときに感じる痛み、残尿感が多く見られます。

この痛みが「実はかなりつらい」と感じる人が多く、私も膀胱炎になった時はトイレがトラウマになるかと思いました。

ただ、ひどくなると排尿時に焼けつくような激しい痛みになることもあります。

血尿が出たり、濁った尿がでることも・・・。

 

膀胱炎で熱がでることはないのですが、発熱や腰の痛みを伴う場合は腎盂腎炎が疑われます。

また、若い女性場合、尿もれの症状が膀胱炎の可能性もあります。

ただ、膀胱炎以外にも似ている症状を引き起こす病気があります。

 

 

膀胱炎や不快感の原因は?

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膀胱炎の場合は、長時間にわたって膀胱に尿がたまっている状態が続くことで発生しやすくなります。

要するに、トイレを長い時間我慢したら発生しやすいということ。

その発症する原因の多くは、大腸菌や腸球菌によるものです。

 

次のような状態だと、膀胱炎の可能性があります。

膀胱炎が発症する原因は、次のようなことが考えれます。

膀胱炎の主な原因

  • 長時間トイレの我慢
  • 風邪や過労などによる抵抗力の低下
  • 性行為
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 免疫力が落ちている

こういった状態にあるときに細菌を排除することができず、細菌が増殖してしまうことがあります。

すると、膀胱の粘膜に炎症を起こし引き起こされ、膀胱炎が発症します。

ただし、膀胱炎にもいくつが種類があります。

特に、女性ホルモンが関係する膀胱炎は「細菌」が関係していない膀胱炎があるのです。

 

細菌が原因ではない膀胱炎はカユイ?

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細菌が関係していない膀胱炎には2種類あります。

若年型:主に20歳代~歳代40前半までの女性に発生しやすく、簡単な尿検査では異常が見られないことがあります。

 

中高年型:更年期以降(50歳前後)の女性に多く発生しやすく、女性ホルモンの低下が関係しています。

若年型の慢性膀胱炎では、原因がまだはっきりとは解明されていません。

そのため、治療法や見つけ方も担当されるお医者様によって様々です。

 

一方、中高年型の方は「女性ホルモン」の関係が大きいとされています。

中高年型慢性膀胱炎の主な原因

年齢や更年期

  • 膀胱の異常
  • 膀胱周囲組織や臓器の異常
  • 自律神経や排尿の神経の異常

精神的、習慣的なこと

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 過労
  • 体調不良
  • 冷え
  • 気候
  • 便秘
  • 血行障害
  • 排尿習慣
  • 仕事

こういった習慣的なこと、あるいは体の変化によっておこりやすいとされています。

ただ、細菌性ではないため「抗生物質」による治療ができないそうです。

更年期による女性女性ホルモンの変化の影響は「皮膚」や「粘膜」へも関係があります。

 

  • 皮膚のむずがゆさやピリピリ
  • 手足のしびれ
  • 膣などの粘膜の不快感
  • 頻尿や尿もれ

 

これらの症状は、主に更年期の後期から閉経後にかけて現れます。

特に、卵巣ホルモンの一つであるエストロゲンは、皮膚に潤いや弾力を与える働きがあります。

更年期以降に皮膚や粘膜に「乾燥」「不快感」を感じ始めた方は、もしかしたらエストロゲンの減少が原因かもしれません。

 

これらの乾燥や不快感は、「かゆみ」を引き起こすこともあります。

皮膚のバリア機能が低下し、刺激に敏感になるのです。

デリケートゾーン以外でも乾燥が進めば「かゆみ」を感じますよね。

それと同じように、デリケートゾーンも乾燥を感じると「かゆみ」を引き起こすのです。

 

非細菌性膀胱炎は、体調や生活習慣などによるところも大きく影響しています。

そのため、治りきらないことや、再発することが多いそうです。

誘因となることを改めるよう生活習慣を見直して、掛かりつけ医に相談しながら治療することが必要です。

 

 

デリケートゾーンの【かゆみ】、膀胱炎以外の原因も?

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膀胱炎の症状で「かゆみ」を感じることはほとんどありません。

女性ホルモンが関係している先ほどの慢性膀胱炎は、膀胱炎の症状というよりは「女性ホルモン」の影響だからです。

では、膀胱炎と同時に「かゆみ」を感じている場合は何が原因なのでしょうか?

 

考えられる可能性は、膀胱炎と併発して「かぶれ」もしくは「感染症」を起こしている場合があります。

かゆみの原因は大きく分けて2つです。

カンジダなどの感染症で「かゆみ」が主な症状とする病気です。

あるいは、デリケートゾーンがムレて「かぶれ」によってかゆみを感じることもあります。

 

この2つを見分けるには「おりもの」の状態を確認すると分かることもあります。

ただ、どちらの症状が起こっているとしても、はやめに「婦人科」の受診をお勧めします。

 

また、かゆみがおさまっても「カビ」や「細菌」増えてしまい、治療が困難になることもあります。

感染症の場合は、パートナーにうつってしまうこともあります。

そのため、できるだけ医療機関を受診することが大切です。(→「かゆみ」は感染症!?主な原因は大きく分けて2つ!判断する基準や特徴は?)

 

 

膀胱炎に似た更年期障害もある!?

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更年期障害の一つで、「萎縮性膣炎」という症状があります。

女性ホルモンの分泌が少なくなり、そのせいで膣内の粘膜が薄くなることで「炎症」を引き起こします。

こういった状態のときに性行為などで膣内が傷つくと、粘膜が炎症を起こし、細菌が繁殖しやすくなるのです

この時に見られる症状が「膀胱炎」に似ていることがあるんです。

 

そのため、アナタの症状が膀胱炎なのか、萎縮性膣炎なのかを判断しなければ治療が難しくなります。

きちんと医療機関を受診することも必要な場合があるので、自己判断をせずに辛いときは病院にいきましょう。

膀胱炎と萎縮性膣炎では、どういった症状の違いがあるかを見ていきますね。

 

デリケートゾーンと膀胱炎、予防ケアをするには?

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女性は免疫力が落ちているときに「膀胱炎」や「感染症」を引き起こしやすくなります。

感染症にかかる場合、性行為以外にも原因になる場合があるんです。

 

そのため、日ごろからデリケートゾーンのケアをしておくことで、少しでも病気が発症するリスクを下げることが大切。

予防するために必要な4つのことをご紹介します。

 

1 トイレを長時間ガマンしない

膀胱炎を予防するためには、トイレの長時間の我慢はNG!

尿を長くためればためるほど、膀胱の機能が低下し、細菌に感染しやすくなるんです。

そのため、トイレに行きたいと感じたときには、できるだけ早くトイレに行って排泄をしましょう。

 

2 デリケートゾーンは清潔に保つ

デリケートゾーンは下着やガードルなど、湿度や温度が高くなりやすい部位です。

そのため、細菌も繁殖しやすいんです。

できるだけ細菌が繁殖しないようにするためにも、デリケートゾーンを清潔に保ちましょう。

  • 排泄時にお尻を拭くときは、前から後ろに拭くようにする
  • 性行為の前後は、二人ともシャワーを浴びて清潔な状態にする
  • ナプキンやおりものシートはこまめにかえる

こういったことに気を付けて、デリケートゾーンを清潔に保つことで、細菌の繁殖を予防し、かゆみや膀胱炎を予防できます。(→デリケートゾーンを清潔に、かゆみやを予防する7つの方法とは?)

 

 

3 生活習慣を見なおす

身体の抵抗力や免疫力が落ちているときに、膀胱炎や感染症が発症しやすいです。

そのため、カラダの抵抗力を高めることが大切です。

 

規則正しい生活と、ストレスをためないようにすること。

そして、食生活も栄養バランスを考えて摂るように努めましょう。

 

症状がひどい場合は、専門医の方から「食事制限」を告げられることもあります。

食事制限をどうしても避けたい!という方は、そうなる前に生活習慣を見直してみましょう。

 

4 体を冷やさない

下半身が冷えていると膀胱炎になりやすい傾向にあります。

そのため、身体の冷えやすい環境で働いている場合は、腰回りを冷やさないようにしましょう。

  • カイロを使う
  • 腰回りに、保温性のある下着をつける

女性には冷え性の方も多いです。

できるだけ腰回りを冷やさないよう、心がけていきましょう。

 

デリケートゾーンと膀胱炎もかゆみも、最後までケア

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膀胱炎やかゆみは、習慣化しやすい病気です。

そのため、できるだけ普段の生活を見直し、改善することが大切!

 

また、薬の処方を受けたらきちんとなおるまで飲みましょう。

薬の服用などをすすめられることもあります。

再発を防ぐためにも、自己判断で処方された薬をやめるのは控えましょう。

 

かゆみも、膀胱炎も、最後まできちんとケアをして、再発や習慣化することを防いでいけるよう、生活習慣を見直してみてください。

あくまでも、自己判断せずに医療機関を受診しましょう!