デリケートゾーンの乾燥を、保湿するには【ワセリン】がいいってホント!?

デリケートゾーンは、実はトラブルがとっても起こりやすい部位。

「痛み」や「かゆみ」、あるいは「黒ずみ」や「臭い」といったトラブルは、デリケートゾーンでは日常茶飯事なんです。

delicate-zone デリケートゾーン

「なんだかかゆい気がする・・」

「ナプキンや下着が擦れて痛い」

多くのトラブルの原因は「デリケートゾーンの乾燥」ですが、どうやって保湿をしたら良いのか、と悩んでしまいますよね。

 

刺激の低い保湿と言えば【ワセリン】が有名ですが、デリケートソーンに使ってもいいのでしょうか?

今回は、デリケートゾーンの乾燥対策として、保湿にワセリンを使って良いかどうかご紹介します。

 

デリケートゾーンの乾燥って、保湿がナゼ大切なの?

delicate-zone デリケートゾーン

デリケートゾーンはとってもトラブルが起きやすく、他の身体の部位に比べても「乾燥」を感じやすいのです。

それは、まぶたよりも薄い皮膚でできており、他の身体の部位に比べて2~3倍の薄さをしているから。

 

女性ホルモンの影響を受けやすく、ナプキンや下着の摩擦で乾燥を引き起こしやすいんです。

そのため、乾燥を感じやすい部位でもあります。

でも、乾燥によるトラブルを自覚していない女性も多いのも事実です。

 

アナタのデリケートゾーンは、大丈夫ですか?

次の項目に当てはまるアナタは、もしかしたらデリケートゾーンが乾燥しているかもしれません。

 

デリケートゾーンが乾燥していると起こりやすいトラブル

  • 下着やナプキンがこすれて痛い
  • お風呂やトイレで、洗うときや用を足すときにヒリヒリする
  • 性行為のときに痛みがある、あるいは濡れにくい
  • 普段から「かゆみ」を感じる
  • デリケートゾーンを触るとカサカサする
  • 黒ずみが気になる、あるいは悪化している
  • 臭いが気になる

 

一概に乾燥だけが原因とは言えませんが、乾燥をしていると、こういった症状を感じやすくなります。

デリケートゾーンを保湿することで、トラブルを予防改善することができます。

トラブルを予防・改善するためにも、デリケートゾーンの保湿はとっても大切なことなんです。

 

デリケートゾーンの乾燥を、保湿には【ワセリン】がいいってホント!?

delicate-zone デリケートゾーン

デリケートゾーンを保湿するには、お肌への刺激が少ないものを選ぶ必要があります。

それは、デリケートゾーンは皮膚の薄い、とても敏感な部位だからです。

じゃあ、ワセリンは?

病院とかでも、よく処方されるよね?

 

もちろん、ワセリンもデリケートゾーンを保湿するためには良いスキンケアアイテムです!

ワセリンは安全性が高く、医療現場や薬の基材としても使われています。

赤ちゃんから大人まで、安心して使うことのできる便利アイテム!

 

ただ、一言でワセリンと言っても、ワセリンには使っても良いワセリンと、使えないワセリンがあります。

ワセリンには大きく分けて4種類のワセリンがあるんです。

 

ワセリンの種類

色ワセリン 精度が少し低めですが、皮膚トラブルを起こさない人が使うには、全く問題ありません。
白色ワセリン 精度が高く、商品のバリエーションが豊富です。比較的、敏感な肌にも使うことができます。
プロペト、サンホワイト 不純物が極めて少ないもので、プロペトは、主に病院で処方されます。

 

この4種類の違いは、「純度」です。

上から順番に純度の低い順番で、もっとも純度が高いのは「プロペト」と「サンホワイト」です。

MEMO
純度とは、製造過程でどれだけ「不純物を取り除いたか」=「精製」ということ。

不純物を取り除いたものであればあるほど、純度が高くなります。

 

デリケートゾーンに使用できるワセリンの種類

 

この一覧の中でデリケートゾーンに使用できるのは、「プロペト」か「サンホワイト」です。

特に「プロペト」は眼科で支給される、眼球用クリームに使われるほど純度が高いといわれています。

サンホワイトは、そのプロペトをさらにギリギリまで不純物を排除した、最高品質のワセリンです。

 

デリケートゾーンに使用するのであれば、プロペトかサンホワイトにしましょう。

実際に、体にワセリンを使うことで期待できる効果は、次のような特徴があります。

 

ワセリンの嬉しい特徴

  • 副作用が極端に少ない
  • デリケートな部分にも使うことができる
  • バツグンの保湿力で、肌の潤いを保つ
  • 肌表面のバリア機能を高める
  • 外側からの細菌侵入を防ぐ
  • 日焼け後のヒリヒリ感をやわらげる
  • ターンオーバーを正常化させる
  • シミができにくくなる
  • 自然治癒力を高める

 

ワセリンは、お肌の水分をしっかりと肌に保ち、お肌に余分な刺激を与えないように守ってくれます。

また、ワセリン自体はお肌の刺激になりにくいので、赤ちゃんのお肌にも使えるほど安心できる成分でできています。

 

ただ・・・

ワセリンの特徴として、皮膚の奥には浸透せず、肌の表面にとどまる性質をしています。

ということは、その分「加湿する成分」がないと「インナードライ」になってしまう可能性もあります。

 

 

ワセリンを肌に使うときの、注意点はインナードライ!

delicate-zone デリケートゾーン

ワセリンは高い保湿能力を持っていますが、「加湿」をする働きはありません。

そのため、ワセリンだけを単体で使うと「インナードライ肌」という、お肌がより敏感で悪化した状態になることがあるんです。

 

インナードライって、どういうこと・・・・?

インナードライとは、インナードライ肌のことです。

私たちのお肌は、「水分」と「油分」のバランスで肌の状態が決まります。

 

インナードライ肌とは?

インナードライ肌とは、肌の表面はオイリー肌のように皮脂でテカテカしてる状態。しかし、実際のお肌は乾燥し、水分が不足している状態のことをいいます。

実際のお肌はとても乾燥しているのに、肌の表面がテカテカしているから、間違ってオイリー肌のケアをしてしまいがちなお肌なんです!

 

インナードライ肌になっている場合は、とてもお肌がとても敏感になっている上に、「インナードライ肌」と気づきにくいのです。

そのため、間違ったケアをしてしまいがち。

 

インナードライ肌の起こるメカニズム

お肌が乾燥し、水分不足

   ↓

お肌の水分不足でバリア機能が低下

   ↓

お肌を守るために、皮脂分泌がされる

   ↓

肌の表面に皮脂が多いため、オイリー肌用のケアをしてしまう

   ↓

さらにお肌は乾燥し、肌を守ろうと皮脂を分泌する

   ↓

さらに肌表面の皮脂が増え、よりテカテカする

   ↓

ニキビや吹き出物などの肌トラブルが起こりやすくなる

   ↓

間違ったケアで、さらに肌の水分不足が起こる

 

肌が乾燥したままになっていることと、間違ったケアをすることによって、より肌の状態を悪化させてしまう可能性があるんです。

そして、ワセリンを使うことによって、こういったことが起こりやすくなります。

 

しかも!!

ワセリンには高い保湿機能があり、塗った後も潤っているので「保湿されている」と脳が錯覚を起こしていまう可能性があります。

お肌が「ワセリン」によって常に保湿されすぎている状態になると、アナタの脳は「もう保湿する必要がない」と判断し、「皮脂分泌」をやめてしまうのです。

すると、ワセリンやアルガンオイルを使わなくなった時にも、皮脂分泌がされない状態になってしまっているので、「よりひどい乾燥」を味わうことになります。

 

ひどい場合には敏感肌になってしまうことも。

それは「お肌本来の保湿機能」を失ってしまうからなんです。

ワセリンを使用する場合は、過度な保湿になることがあるので、できるだけ「スペシャルケア」として取り入れていくことが理想的です。

 

乾燥がひどいと感じた時に、ワセリンを試してみるのがおススメです。

どうしても乾燥が続く場合は、「洗い方が強すぎないかどうか」、「ナプキンや下着の刺激が強すぎないか」などの見直しもしてみましょう。

 

乾燥の原因を突き止め、根本から解消していくことも大切なスキンケアです。

他の保湿剤との併用や、敏感になっている部分には「ワセリン」を使うなどの使い分けや併用が必要になります。

 

デリケートゾーンの乾燥を、保湿するには【ワセリン】はスペシャルケアとして!?

delicate-zone デリケートゾーン

ワセリンを使うことによって、肌本来の保湿機能を失ってしまったり、より乾燥を強めてしまう可能性があります。

そのため、ワセリンを使う際には次のような使い方をする必要があります。

 

ワセリンの使い方

  1. 保湿成分の含まれたものと、一緒に使用をすること
  2. お風呂上りに使用をすること
  3. アンダーヘアの処理のときに使用する
では、もう少し詳しい使い方を見ていきましょう。

 

1 保湿成分の含まれたものと、併用する

delicate-zone デリケートゾーン

ワセリン自体には、保湿する成分が含まれていないため、ワセリンだけを使用すると「インナードライ肌」を招く可能性があります。

そうなると、お肌の乾燥を悪化させたり、デリケートゾーン自体がより刺激に敏感になってしまいます。

 

しかし、ワセリン自体の水分をお肌にとどめる効果はとても高く、保湿成分の含まれたものを一緒に使うことで、より高い保湿効果が期待できます。

デリケートゾーンはとても敏感なので、専用の保湿剤が販売されています♪

 

デリケートゾーンの保湿には、ニベアクリームですら使うのは難しいんです。(→ニベアクリームはデリケートゾーンの保湿に使えない!?その理由とは?)

そのため、デリケートゾーン専用の保湿剤を使って保湿することが最も安心。

デリケートゾーン専用の保湿剤と、ワセリンを併用して使うことによって、保湿剤の水分を外に逃がさないようにワセリンが働きかけ、より高い保湿効果が期待できます。

 

ただし!!

気をつけなけらばならないのは、保湿剤とワセリンを同時に使うことで、過度な保湿になりすぎてしまうことがあるんです!

特にデリケートゾーンの保湿剤はクリームタイプのものがほとんどで、クリームとワセリンを同時に使うことで、過度に保湿をしすぎてしまう場合があります。

そうなると、デリケートゾーン自体の「自分で潤す力」を失う可能性があります。

 

クリームやワセリンを使わなくなった時、自分で皮膚を潤すことができないと、よりひどい乾燥を味わうことになってしまいます。

また、ワセリン自体がとても「べたつき」のあるものです。

クリームとワセリンを併用することによって、デリケートゾーンがベタベタして「かゆみ」を強めてしまう可能性もあります。

そうなってしまうと、本末転倒ですよね。

 

だからこそ!

ワセリンとクリームを併用するのは「スペシャルケア」として、乾燥がよほどひどい時がおススメです。

デリケートゾーンを保湿したい場合は、「保湿成分」の含まれた、デリケートゾーン専用の保湿クリームを使うことが効果を発揮しやすいと言われています。

乾燥の度合いによって、上手に使い分けることが大切です!(→デリケートゾーン専用の保湿クリームとは?おススメは保湿だけじゃなくて、黒ずみ・かゆみの解消も!?)

 

 

2 お風呂上りに使用する

delicate-zone デリケートゾーン

デリケートゾーンに保湿クリームを使わずに、ワセリンで保湿をすることができるタイミングがあります。

それは、お風呂上りに使用すること♪

お風呂に入ることで肌が水分を吸収し、肌には水分が含まれた状態になります。

保湿クリームを使わなくても、ワセリンの保湿効果を発揮することができるんです♪

 

お風呂から出てスグにワセリンをつけることによって、お風呂で吸収した水分をお肌に留めることができます。

また、水分がお肌に含まれた状態で使うので、インナードライ肌になることもありません。

 

しかし!!

ワセリン自体にべたつきがあるので、使用する際は注意をしましょう。

ワセリン自体が肌に浸透したり、馴染むことはありません。

そのため、デリケートゾーンに使用をすると、ベタベタした状態のままになってしまいます。

 

この状態で汗をかいたり、生理による経血、おりものがあると、「ムレ」や「かぶれ」といったかゆみの原因を引き起こしやすくなります。

そのため、ワセリン自体で保湿を行う場合は、そういったリスクがあることを覚えておきましょう。

 

もし、お風呂上りにワセリンを使うのであれば、ムレやかぶれのリスクがすくない「ホホバオイル」の方がおススメです。

ホホバオイルはデリケートゾーンに使用することのできる、貴重な天然オイルです。

とてもサラサラとした着け心地で、保湿力もバツグン!

ワセリンのようにムレやかぶれの原因になる可能性も低く、肌への浸透性も高いのでデリケートゾーンの保湿には使いやすいオイルなんです。(→ホホバオイルとは?デリケートゾーンへの保湿に使える唯一のオイル!?)

 

3 アンダーヘアの処理に使う

delicate-zone デリケートゾーン

ワセリンはお肌に浸透することがありません。

そのため、お肌を外的刺激から守る能力が高いといわれています。

 

アンダーヘアの処理を行う際に、デリケートゾーンは強い刺激を受けやすくなります。

「摩擦」「カミソリの影響」によって、黒ずみやかゆみ、そして乾燥を悪化させることもあるんです。

 

ワセリンをお肌に塗ってから、デリケートゾーンを剃ることによって、肌への刺激を少なくすることができます。

保湿とは違う役割に使用することで、ワセリン特有の「べたつき」が活かされるのです。

アンダーヘアの処理をした後は、デリケートゾーン専用の保湿クリームで保湿をすると、より良い状態を保ちやすくなります。(→デリケートゾーンの保湿クリーム、厚生労働省も認めたおススメ7選)

 

また、アンダーヘアの処理で困っている場合は、脱毛という方法もおススメです。

カミソリによる刺激を減らすことで、黒ずみや乾燥のリスクを減らすことができますよ♪(→デリケートゾーンを脱毛!?そのメリットとは?)

 

デリケートゾーンの乾燥、保湿対策に「ワセリン」は有効だけど・・・

delicate-zone デリケートゾーン

デリケートゾーンの乾燥を予防・改善するための保湿対策に「ワセリン」を使うことは有効です。

しかし、ワセリン特有の「べたつき」が、デリケートゾーン特有の「高温多湿」の環境には使いづらいことを覚えておきましょう。

 

ワセリンを使う際は、デリケートゾーンと手を清潔な状態にしてから使いましょう。

塗る際も、ゴシゴシこすったりしないように、やさしくなじませてください。

 

また、ワセリンには「黒ずみ」を解消する能力はありません。

あくまでも「水分を肌にとどめる」ために使うことのできるものです。

もし、美白効果を期待するのであれば、デリケートゾーン専用の美白クリームを使いましょう。(→デリケートゾーン専用の美白クリームとは?)

 

デリケートゾーンはとても敏感な部位だからこそ、優しくケアをしたり、毎日のことを少しずつ意識することが大切です。

ほんの少しのことでも意識をするだけで、デリケートゾーンの状態を改善できる可能性があります。

刺激をすぎず、きちんと清潔な状態を保って、デリケートゾーンを健康な状態でキープしましょう。(→デリケートゾーンのケア、正しい7つの意識とお手入れ方法)

 

また、デリケートゾーンのかゆみが長引く、腫れている、痛みといった症状がある場合は、感染症を起こしている可能性があります。

「かゆみ」「痛み」「できもの」などを放置すると、危険な場合もあります。

可能性が考えられる場合は、できるだけ早めに産婦人科を受診しましょう。(→デリケートゾーンに「かゆみ」がある、これって病気?)