デリケートゾーンにイボ!【痛い】【かゆい】の症状によって病気が違う?

デリケートゾーンにイボができている!と発見してしまったら、気になって仕方がないですよね。

イボに「かゆみ」「痛み」がある場合もあれば、そういった自覚症状が全くない場合もあります。

delicate-zone デリケートゾーン

そういった自覚症状の違いによって、病気を見分ける一つのポイントにもなります。

今回は、デリケートゾーンにできる「イボ」とその症状についてご紹介します。

 

デリケートゾーンにイボ!【痛い】【かゆい】の症状によって病気が違う?

delicate-zone デリケートゾーン

デリケートゾーンには、さまざまなトラブルが起こりやすい環境が整っています。

そのため、「かゆみ」「痛み」などの同じ症状でも、実は違う病気であったり、かぶれただけだったり、原因もたくさんあるのです。

 

デリケートゾーンにイボができる場合にも、さまざまな原因が考えられます。

そのため、自己判断は危険です。

この記事では、あくまで参考程度にしていただき、産婦人科を受診するようにしてください。

 

デリケートゾーンにイボができる主な原因

尖圭コンジローマ

20代の男女にもっとも多くみられる感染症で、小さないぼがひとつだけできるケースもあれば、何個もできるケースもあります。

 

放置をすることによって数が増えたり、大きくなったりすることあります。

 

「かゆみ」「痛み」がないのが特徴です。

 

毛嚢炎(もうのうえん)

ニキビのような、ふきでものができます。

 

重症の場合は膿を含み、周囲の皮膚が赤くなったり、触ると痛いなどの症状が見られることもあります。

 

ただし、「かゆみ」はありません。

 

性器ヘルペス

「痛み」や「かゆみ」を伴うのが特徴です。

 

赤いブツブツや水ぶくれができたり、皮膚がえぐれた状態になる「潰瘍」になったりします。

 

ただのイボ

感染症ではなく、ただのイボの可能性もあります。

 

この4つのなかで、最も「イボ」の病気として多くみられるのが「尖圭コンジローマ」です。

今回は、「尖圭コンジローマ」について詳しくみていきましょう。

尖圭コンジローマには、次のような特徴があります。

 

 

尖圭コンジローマの特徴

かゆみ症状 なし(まれに感じる場合もある)
痛みの症状 なし(まれに感じる場合もある)
おりものの状態 変化なし
外観での症状 性器や肛門のまわりにイボができる。

女性の場合は、デリケートゾーン全体や性器の性器内、肛門内に発生する場合もある。

イボの色と大きさ さまざま色や大きさがある。

・白
・ピンク
・褐色(黒っぽい茶色)
・時には黒色

大きさは径1~3ミリ前後から数センチ大まで、さまざま。

イボの形 次のような形になることが主にみられます。

・乳頭状(乳首のような形)のような状態
・ニワトリのトサカのような状態
・カリフラワーのような状態

先がギザギザに尖っていることが特徴。

感染経路 ・性行為、性行為と類似する行為
潜伏期間(発症するまでの期間) 3週間~8ヵ月(平均2.8ヵ月)

 

尖圭コンジローマを発症させる原因は「HPV(ヒトパピローマウイルス)」というウイルスの感染です。

HPVにはさまざまな種類があり、約100種類の型があるといわれています。

HPVはとてもありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性の80%以上が、50歳までに感染を経験するといわれています。

 

特に、若い年代の感染率は非常に高いと言われています。

尖圭コンジローマを引き起こすタイプのウイルスは主に、セックスやそれに類似する行為により皮膚や粘膜にある小さな傷に侵入して感染します。

 

尖圭コンジローマは、コンドームをしていても感染する可能性がある感染症です。

そのため放置をしていると、その分リスクを伴うことになります。

 

尖圭コンジローマを放置すると・・・

  • 大切なパートナーへの感染の恐れ
  • イボが増え、患部が広がる可能性
  • 妊娠している場合、赤ちゃんにも感染する可能性
赤ちゃんが生まれる時に、産道で感染する恐れがあります。

感染してしまうと、

赤ちゃんにも尖圭コンジローマが発症したり、のどにイボができる多発性咽頭乳頭腫がまれにあらわれることがあるそうです。

 

こういったリスクをなくすためにも「もしかしたら・・・」と思い当たる症状がある場合、できるだけ早くお医者様の診察を受けましょう。

 

デリケートゾーンの病気、正しく治して予防しよう!

delicate-zone デリケートゾーン

デリケートゾーンには、さまざまな症状があらわれます。

今回ご紹介した「イボ」という症状だけでも、主に4つの可能性があり、他の病気の可能性も考えられます。

 

デリケートゾーンは他の身体の部位に比べて皮膚が薄く、とても敏感な部分です。

その分、肌トラブルや感染症といったリスクが大きくなります。

自己判断をせず、心配なことがある場合は早めに産婦人科を受診しましょう。

 

イボではなく「ニキビ」のような症状の場合でも、産婦人科に行った方が良い場合があります。

特に膿を含むような「ふきでもの」は、潰してしまいたくなりますが、病院に行くことが大切です。(→デリケートゾーンのニキビの正体ってなに?潰したらダメな理由とは?)

 

また、デリケートゾーンを正しくケアをしておくことで、感染症のリスクを減らすことができます。

実は、洗い方ひとつに気を遣ったり、生理の際に使うナプキンに気をつけるだけでも大きな差ができます。

肌のバリア機能を高め、肌の乾燥を予防し、傷などができないようにしておくことで予防効果が高まります。

 

デリケートゾーンの正しいスキンケアを行うことは、「黒ずみ」「かゆみ」「臭い」の予防にもなるのです。

感染症とデリケートゾーンのトラブルを予防するためにも、正しいスキンケアを行っていきましょう。(→デリケートゾーンのケア、正しい7つのお手入れ方法とは?)